世界一周旅行中 旅行記
荘厳なイスラム王の新任セレモニー
マルア近郊の村はそんな素朴な感じでしたが、市内では僕達は荘厳なセレモニーを観ることができました。マルアに部族の王国があり、その王が死んでしまったため、新しい王の就任セレモニーをしていたのです。
こちらの王国はイスラムの影響の強い北部地域にあるので、イスラム王国なのです。このセレモニーはアラブテイストも混ざったとても迫力のあるものでした。
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イスラムの影響なのか王様は月光仮面のように顔を白い布でグルグルに巻いて隠しています。そして、馬に乗り、馬鹿でかい傘をさす人、楽器を鳴らす人、剣や槍で防衛する人など大量のお連れを引き連れて現れました。アフリカの音楽というと軽くてリズミカルなパーカッションと踊りが特徴ですが、やはりイスラム王国の大名行列となると全然違います。とっても「硬派」なのです。
動物の皮で作った2mくらいの長いホーンが「ボワーン、ボワーン」と鳴り響き、太鼓も軽くてリズミカルなものではなく、「ドン、ドン」ととても重く一定の間隔で鳴り響いているのです。これはイスラムの影響を受けた、放牧民族の音楽のようにも 聞こえました。
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またチベット仏教のセレモニーの音楽にも似ている気がしました。これも放牧民の音楽がルーツなのかもしれません。そして最も印象的だったのは騎兵隊のパフォーマンスでした。
8人くらいの騎兵隊が横一列に並んで、槍や剣を片手に持って、王様に向って奇声をあげながら全速力で馬に乗って突進するのです。 そして、王様にぶつかる寸前で急にピタッと馬を止めて、「俺達が王を守るんだ」とばかりに「ウォー」と武器を天に突き上げながら叫ぶのです。戦国時代劇か戦争もののノリです。それが20回以上繰り返されました。その迫力には本当に圧倒されました。
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また一方では彼ら騎兵隊の服装はカラフルで、馬もきれいに装飾していてとても美しいのです。だからその突進する姿は、まるで戦いに美を求める「サムライ」の映画のようで、日本か中国の時代劇映画のワンシーンの中にいるようでした。
このセレモニーは500人以上の人々に見守られて行われました。きっとほとんどが同じ王国の人たちでしょう。彼らは王を神のように崇め奉るのでもなく、新しい王の就任式を見守っているという感じでした。200以上の部族が存在し、たくさんの王国が未だに存在するというカメルーンにおいて、部族の王とはどういう存在なのかをこのセレモニーを見ながら考えました。
多分その部族の結束を強めるための象徴の役割を果たしているのかもしれません。首都ヤウンデにおいてですら、企業でも役所でも人を採用する時には、どこのどの部族の出身かということが重要で、部族のつながりで多くは決まっていくとのことですから、それだけカメルーンでは部族のつながりというものが強いのだということだと思いました。
王が多数のお連れを従えて宮殿に馬で帰っていくとき、民衆も一緒になってその周りや後ろに群がって大行列のようにして帰っていきました。王が民衆に向って「ウォー」と叫びながらガッツポーズをし、それに合わせて民衆も興奮して両手を挙げて「ウォー」と叫び返していたのがとても印象的でした。
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